デザインスタイル辞典

作例そのものから書いた、デザイン様式の辞典。

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用語776

用語辞典

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Jangarh Kalam

ジャンガル・カラム / 1980s– / スタイル / 民衆絵画

ジャンガル・シン・シャームの仕事を起点に、中央インドのパルダーン共同体の作家たちへ広がった現代絵画の系譜。動物、植物、神話の姿を大きな輪郭として置き、点や短い線の反復で流れと動きを作る。古いゴンドの壁画全体を指す名称ではなく、個々の作家が都市や新しい画材との出会いから育てた表現として扱う。

動物や植物の大きな輪郭の内部を細かな反復で分ける / 点、短い線、曲線が身体や枝に沿って流れる / 神話と身近な生物を同じ画面へ結び付ける / 色彩画とペン画の両方で、静止した輪郭に運動を与える

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Odisha Pattachitra — Deities enshrined in the Jagannath Temple, 19th century — unknown artist / Wellcome Collection — Wikimedia Commons / Public domain

Odisha Pattachitra

オディシャのパタチトラ / premodern–present / スタイル / 民衆絵画

プリーのジャガンナート寺院と結び付く、オディシャの布絵の伝統。平らな色面と細い輪郭、長い目、花や蔓の縁取りで、神々と物語の場面を一枚に整理する。縁取りが画面の内外を定める構造の一部になる。ベンガルの語り物の巻物と混同せず、寺院の儀礼や巡礼との関係を示す。

花と曲線を反復した密な縁取り / 横顔を中心とする人物と、長く先細りの目 / 赤、黄、白、黒などの平らな色を細い輪郭で区切る / 中心の神像や建築を、複数の場面や小さな人物が囲む

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Kantha — Kantha quilt, East Bengal, 19th century — LACMA, AC1994.131.1 — Wikimedia Commons / Public domain

Kantha

カンタ刺繍 / living tradition / surviving 19th-century works / 技法 / 染織の伝統

ベンガル、現在のバングラデシュと西ベンガルで、使い古した布を重ね、細かな運針と刺繍で生活の布へ作り直す伝統。縫い目が地に波や反復を作り、人物、動物、花、幾何学模様が各作品の物語になる。単なるキルティングの総称ではなく、布の再利用と作り手の個別の構成を持つ地域の染織として読む。

重ねた布を細かな運針でつなぐ / 縫い目の列が柔らかな波や同心のリズムを作る / 明るい布地に赤、青、黒などの刺繍が浮かぶ / 中央の花や円形と、その周囲に広がる小さな場面や縁取り

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Phulkari — Punjab embroidered shawl — photo: Kritzolina — Wikimedia Commons / CC BY-SA 4.0

Phulkari

プルカリ刺繍 / living tradition / surviving 19th-century works / 技法 / 染織の伝統

現在のインド北部とパキスタン東部にまたがるパンジャーブで、粗い綿布に艶のある絹糸で模様を作る刺繍の伝統。繰り返す幾何学模様と、糸の向きによって変わる光が布を覆う。地を密に覆うbaghや、暮らしの場面を描くものなど幅があり、婚礼や家族の記憶との結び付きを持つ。

赤土色などの粗い綿地と、鮮やかな絹糸の対比 / 黄やピンクの幾何学模様を面として反復する / 刺す方向の違いで光沢と色の見え方を変える / 疎らな模様から、地布をほぼ覆うbaghまで密度が変わる

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Chikankari — Chikan embroidery, front, Lucknow — photo: Joey Berzowska — Wikimedia Commons / CC BY 2.0

Chikankari

チカンカリ刺繍 / living tradition / 技法 / 染織の伝統

ラクナウを代表的な中心とする、薄い布に細かな白糸を重ねる刺繍。平らな縫い目、盛り上がる縫い目、布を透かすjaaliを組み合わせ、色数よりも光と影で花や茎を浮かばせる。白い刺繍一般の名前ではなく、複数のステッチと分業で育った地域の仕事として扱う。

薄い綿布に白糸の花と茎が現れる / 平面と盛り上がった縫い目が小さな影を作る / jaaliの透かしが布の密度を部分的に変える / 大きな色面より、細い線と軽い余白で見せる

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Zardozi — Zardozi wedding outfit from Delhi, 20th century — Honolulu Museum of Art, 2016-43-01a-c; photo: Hiart — Wikimedia Commons / CC0

Zardozi

ザルドージ刺繍 / living tradition / court textiles of the 18th–19th centuries / 技法 / 染織の伝統

南アジアの宮廷や礼装で発展した、金・銀を巻いた糸や金属の部材を布へ留める刺繍。表面の高さと反射が文様の輪郭を強め、離れた位置からも装飾が読める。金色のプリントと区別し、現在の模造金属糸も含めて材料と留め方を見る。

金属糸と部材が布の上へ盛り上がる / 光を受ける線と暗い地布の対比 / 花や曲線を密に置く縁と、密度を抑えた地 / 刺し留める糸と金属の反射が異なる

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Shisha Embroidery — Shisha mirror and holding stitches — Schazjmd — Wikimedia Commons / CC BY-SA 4.0

Shisha Embroidery

シーシャ(鏡刺繍) / living tradition / 技法 / 染織の伝統

小さな鏡を糸で布へ固定し、刺繍の中に反射する点を作る技法。グジャラートのカッチやシンドなどで、衣服と生活布に見られる。鏡の周囲の糸が保持と装飾を兼ね、布が動くと見え方が変わる。地域の刺繍全体ではなく、鏡を組み込む方法として収録する。

小さな鏡が刺繍の面へ点在する / 鏡を囲む糸が輪や放射状の枠を作る / 色糸の不透明な面と鏡の反射が交互に現れる / 見る方向と布の動きで光る位置が変わる

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Kasuti — Kasuti embroidered ravike, Dharwar, 1855–79 — V&A; photo: Kannadiga — Wikimedia Commons / CC BY-SA 4.0

Kasuti

カスティ刺繍 / living tradition / 技法 / 染織の伝統

カルナータカの布目を数える刺繍で、細い直線と段状の線から幾何学的な花、鳥、建築の姿を組む。Gavanti、Murgi、Negi、Menthiという異なる縫い方を使い分ける。一般的なクロスステッチと同一視せず、布目と線の往復が作る文法を見る。

布目へ沿う水平、垂直、斜めの短い線 / 階段状の輪郭と幾何学的な小さな形 / 色糸の離れた文様のあいだに地布を残す / 線を往復する縫い方と、面を埋める縫い方を分ける

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Kalamkari — Kalamkari Rumal, ca. 1640–50 — Metropolitan Museum of Art — Wikimedia Commons / CC0

Kalamkari

カラムカリ / surviving early modern textiles–present / 技法 / 染織の伝統

南インドで、布に輪郭を描き、媒染と防染を使って色を定着させる絵付け・染色の伝統。手描きの物語画と、型を使う装飾布の展開があり、黒い線と平らな色面が画面を支える。SrikalahastiとMachilipatnamなどの違いを残し、単に花柄の布を指す名前にはしない。

黒い輪郭が人物、植物、場面を区切る / 布の色を残しながら赤や藍などの色面を置く / 物語の区画や花の反復を縁取りで囲む / 筆の線と型の反復が、産地と作品ごとに異なる

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Ajrakh — Ajrak cloth, Sindh — photo: Ahub1988 — Wikimedia Commons / CC BY-SA 3.0

Ajrakh

アジュラク型染め / living tradition / 技法 / 染織の伝統

シンドとカッチに結び付く、木版、防染、染色を重ねる布の伝統。藍、赤、白、黒の対比と、星や花形の細かな幾何学的反復が面を作る。布の中央と縁を分け、産地と作り手の工程を重視する。青い幾何学模様のプリント一般を指す名称ではない。

藍と赤に白い抜きと暗い輪郭を合わせる / 星や花形の単位が細かな格子として連なる / 中央の反復を複数の縁の帯が囲む / 木版を重ねる位置と色の層が模様を組み立てる

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Bandhani — Bandhani dupatta — photo: RubyGoes — Wikimedia Commons / CC BY 2.0

Bandhani

バンダニ絞り染め / living tradition / 技法 / 染織の伝統

グジャラートやラージャスターンなどで、布の小さな部分を糸で結び、染まらない点を集めて模様にする絞り染め。小さな輪や点が列、円、面を組み、ほどいた後にも結びの跡が残る。絞り染め全般や模様を印刷した布と分け、地域と着用の文脈まで記録する。

濃い地色に明るい小さな点や輪が反復する / 細かな点を列、円、菱形などの群へまとめる / 結んだ位置に小さなひだや凹凸が残ることがある / 中央の模様と縁で点の配置と密度を変える

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Thanjavur Painting — Royal Procession with Raja Amar Singh, ca. 1790 — LACMA, M.90.141.5 (court painting) — Wikimedia Commons / Public domain

Thanjavur Painting

タンジャーヴール絵画 / 17th century–present / スタイル / ペルシアとインドの絵画

タミル・ナードゥのタンジャーヴール、旧称Tanjoreで発展した絵画。礼拝の図像では主像を中央へ置き、鮮やかな色、盛り上げた下地、金箔や石の装飾で存在感を作る。宮廷の肖像や行列を描く紙の作品もあり、すべてを同じ支持体と静止した神像へまとめない。

礼拝画では大きな主像を中央へ据える / 赤、緑、青などの背景と金の装飾が対比する / 盛り上げた装飾や石が光を受ける / 神像の正面性と、宮廷画の人物・行列の構成を分けて読む

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Yamato-e — Unidentified artist, The Tale of Genji Illustrated Scroll, Azumaya, 12th century — Tokugawa Art Museum — Wikimedia Commons / Public domain

Yamato-e

やまと絵 / Heian period onward / スタイル / 東アジア絵画

日本の物語、名所、四季を描く平安時代以来の絵画の系統。濃い色面、空間を分ける雲、屋根を外して室内を見せる視点などで場面を組む。時代とともに意味が変わり、絵巻だけでなく屏風や襖にも展開した。琳派、浮世絵、近代の日本画と同じ範囲にはしない。

文学、名所、四季に結び付く場面 / 色面と雲の帯で区切る空間 / 屋根を省いて室内を見せる俯瞰 / 人物や建築を並べて物語の時間を送る

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Kanō School — Kanō Sansetsu, Old Plum, 1646 — Metropolitan Museum of Art — Wikimedia Commons / CC0

Kanō School

狩野派 / 15th century–modern era / スタイル / 東アジア絵画

狩野家の工房と弟子たちが継承した、日本の職業画家の系統。力のある墨線を土台に、中国由来の主題と日本の色・装飾を組み合わせ、屏風や襖を含む空間へ展開した。桃山の大きな金地画から江戸の抑えた水墨まで幅があり、金屏風一般の名前ではない。

強弱のある墨線が樹木や人物を支える / 襖や屏風の境目をまたぐ大きな構成 / 金地と色面に墨の輪郭を組み合わせる作例 / 巨大な主題と余白の比率が時代ごとに変わる

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Nanga / Bunjinga — Ike Taiga, Landscapes in Summer and Winter (one of a pair), 18th century — Metropolitan Museum of Art — Wikimedia Commons / Public domain

Nanga / Bunjinga

南画・文人画(日本) / 18th–19th centuries / スタイル / 東アジア絵画

江戸期の日本で、中国の文人画、画譜、詩から育った絵画の系統。山水、花、書を、重なる筆触と点、余白、題詩の関係で組む。中国の文人画の理念を受け継ぎながら、作り手の身分や地域は多様で、名称の「南」を日本の南部という意味には取らない。

山と樹木を筆触、点、薄い墨の層で組む / 風景と題詩・書が同じ画面へ置かれる / 実景と理想の山水が交わる構成 / 花や山水に見える作者ごとの筆のリズム

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Maruyama–Shijō Painting — Maruyama Ōkyo, White Herons, 1769 — Metropolitan Museum of Art — Wikimedia Commons / Public domain

Maruyama–Shijō Painting

円山・四条派 / late 18th–19th centuries / スタイル / 東アジア絵画

円山応挙と松村呉春、その後の京都の画家たちに結び付く系統。実物を観察する写生と、筆を省く軽やかな表現を組み、鳥、花、動物、人物を明快に見せる。応挙の観察と四条派の詩的な柔らかさには違いがあり、写実的な日本の絵全般とは分ける。

姿勢や形を観察した鳥、花、動物 / 細い輪郭と淡い色の明快なまとまり / 省いた背景と主題のあいだの余白 / 写生の具体性と柔らかな筆の省略

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Gongbi — Attributed to Huang Quan, Sketches of Rare Birds — Palace Museum, Beijing — Wikimedia Commons / Public domain

Gongbi

工筆画 / historical Chinese painting–present / 技法 / 東アジア絵画

中国絵画の、細い輪郭と丁寧な色の重なりで形を描き分ける画法。鳥、植物、人物などの細部を制御し、線と色面の役割をはっきりさせる。工筆は一つの王朝や題材の名称ではなく、写意や輪郭を省く画法と同じ作品の中で組み合わされることもある。

細く制御された輪郭 / 羽、葉、衣服などの細部を描き分ける / 輪郭の内側に重ねる穏やかな色の層 / 細密な主題と静かな地の対比

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Xieyi — Xu Wei, Grapes, Ming dynasty — Palace Museum, Beijing — Wikimedia Commons / Public domain

Xieyi

写意画 / historical Chinese painting–present / 技法 / 東アジア絵画

形の細部を一つずつ閉じるより、筆の勢い、墨の濃淡、余白で主題の姿と意を伝える中国絵画の画法。書と連続する線や、少ない面から花や鳥を立ち上げる。単なる速描きや水墨画全体の別名ではなく、工筆と一つの画面で併用されることもある。

筆の速度と圧が読める線や面 / 濃い墨、薄い墨、にじみの組み合わせ / 細部を省いても姿勢が伝わる主題 / 文字、主題、余白のあいだの緊張

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Blue-and-Green Landscape — Wang Ximeng, A Thousand Li of Rivers and Mountains, 1113 (detail) — Palace Museum, Beijing — Wikimedia Commons / Public domain

Blue-and-Green Landscape

青緑山水 / Tang tradition onward / スタイル / 東アジア絵画

山や岩へ青・緑の顔料を重ね、輪郭、墨の質感、色の層で山水を組む中国絵画の系統。唐代の伝統に結び付き、その後も古い画法を再解釈しながら続いた。青緑を使う風景全般ではなく、色を置く範囲や下の墨との関係が作例ごとに異なる。

山や岩へ置く青と緑の層 / 輪郭と色、下の墨が作る立体 / 雲、水、道が山々のまとまりを分ける / 細かな建築や人物と大きな峰の尺度差

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Jiehua / Ruled-Line Painting — Li Rongjin, A Han Dynasty Palace, Yuan dynasty — National Palace Museum, Taipei — Wikimedia Commons / Public domain

Jiehua / Ruled-Line Painting

界画 / historical Chinese painting; flourishing in the Yuan dynasty / 技法 / 東アジア絵画

定規などの補助を使い、宮殿、楼閣、船といった構造を精密な線で描く中国絵画の画法。屋根、柱、欄干の反復を整え、筆による樹木や岩と組み合わせる。元代には専門の画家が活躍した。建築の絵全般や、単一の消失点を持つ透視図とは同じにしない。

均一で真っ直ぐな建築の線 / 屋根、柱、欄干の細かな反復 / 建物を積み重ねて見せる複数の視点 / 整った構造線と自由な自然描写の対比

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Wu School — Shen Zhou, Lofty Mount Lu, 1467 — National Palace Museum, Taipei — Wikimedia Commons / Public domain

Wu School

呉派・呉門画派 / Ming dynasty, 15th–16th centuries / スタイル / 東アジア絵画

蘇州を中心に、沈周、文徴明らが元代の文人画を学び直して育てた明代の系統。書に通じる筆触、庭園や山水、題詩が画面を組み、同じ主題でも沈周の大胆さと文徴明の細やかさが異なる。文人画全体や、地名が呉である作品すべてとは分ける。

山水を組む書のような線、点、質感 / 庭園や名所と文学的な主題の接続 / 絵、詩、書を一緒に読む画面 / 大胆な墨の塊と細やかな筆触の幅

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766

Zhe School — Attributed to Dai Jin, Landscape with Daoist Immortals Playing Weiqi, 15th–16th century — Art Institute of Chicago — Wikimedia Commons / Public domain

Zhe School

浙派 / Ming dynasty, 15th–16th centuries / スタイル / 東アジア絵画

戴進、呉偉らに結び付く明代の絵画の系統。南宋の宮廷画の型を学び、大きな山水や物語を、強い墨の面と勢いのある線で展開した。浙江だけに限定された固定の工房ではなく、画家の活動と影響の範囲は広い。呉派と混ざる作品もあり、二つを完全な対立へしない。

南宋の型を再解釈した大きな山水 / 強い墨の面と勢いのある線 / 人物の行為と山や道をつなぐ物語 / 大きな形と速い筆触が作る明暗のまとまり

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Drypoint — Rembrandt van Rijn, Christ Presented to the People, 1655, drypoint, state II/VIII — Saint Louis Art Museum — Wikimedia Commons / Public domain

Drypoint

ドライポイント / 15th century–present / 技法 / 凹版印刷

針などで版へ直接傷を付け、その溝と縁に残るまくれ(バリ)にインクを保持して刷る凹版技法。線のそばに柔らかなにじみが現れ、強い黒と細いかすれが共存する。酸で線を腐食するエッチングとは工程が異なり、バリの摩耗で刷りの表情も変わる。

直接引っかいた線の細かな揺れ / バリが生む柔らかな線の縁 / 強い黒と弱いかすれの対比 / 刷りの段階によって変わる線の濃さ

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Aquatint — Francisco de Goya, Los Caprichos, plate 7, Ni así la distingue, 1799 — etching and aquatint — Wikimedia Commons / Public domain

Aquatint

アクアチント / 18th century–present / 技法 / 凹版印刷

粒状の防食材などを介して金属版を腐食し、細かな凹みにインクを保持して面の濃淡を刷る凹版技法。線を増やすだけでなく、粒のある灰色や深い黒で明暗を分ける。水彩に似た調子を作れるが、水彩画そのものでもメゾチントの別名でもない。

粒の集まりとして見える階調面 / 線と面で分担する明暗 / 腐食の段階で分ける濃淡 / 白い紙と深い黒面の対比

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収録方針

IndexStyleは、デザインの周辺で使われる言葉を何でも載せる一覧ではない。独立項目にするのは、見分けられ、再現でき、近い様式との差を説明できる視覚言語だけ。 収録基準

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