デザインスタイル辞典

作例そのものから書いた、デザイン様式の辞典。

素のHTMLでできている。どのブラウザでも、どの端末でも、アプリも登録もなしに開く。同じページを機械もそのまま読む。

用語776

用語辞典

スタイル名でも、作りたいものでも検索できます。 名称一致を最優先し、その上で用途・印象・媒体から近い候補を足します。

例バウハウス高級感のある採用サイト信頼できる金融アプリ

8/776件表示

769

Engraving / Burin Engraving — Albrecht Dürer, Melencolia I, 1514, engraving — National Gallery of Victoria / Google Art Project — Wikimedia Commons / Public domain

Engraving / Burin Engraving

エングレーヴィング(彫刻凹版) / 15th century–present / 技法 / 凹版印刷

ビュランなどで金属版を直接彫り、溝に残したインクを紙へ移す凹版技法。制御された線の太さ、平行線、交差線の密度で量感と明暗を組み立てる。酸を使うエッチング、木口へ白線を彫る木口木版、物の表面への刻印とは区別する。

太さを制御した明快な彫りの線 / 平行線と交差線による階調 / 密な線と白い紙の領域 / 形の向きに沿って流れる線束

design.md画像プロンプト

770

Wood Engraving — Thomas Bewick, original engraved wood block — photo: Gemena (2012); matrix rather than impression — Wikimedia Commons / CC BY-SA 3.0

Wood Engraving

木口木版 / late 18th century–present / 技法 / 凸版印刷

硬く滑らかな木の木口を細い工具で彫り、残った高い面からインクを刷る凸版技法。細かな白線と黒い面、密な点や刻みで階調を作る。木目に沿う板目木版より精細な線を扱いやすく、金属版に黒線を彫るエングレーヴィングとは印刷の仕組みが異なる。

黒い面を切り分ける細かな白線 / 小さな刻みや点の密度差 / 木目の影響が目立たない精細な線 / 文章と一緒に刷られる図版の尺度

design.md画像プロンプト

771

Monotype — Edgar Degas, Café-Concert, 1876–77 — pastel over monotype, National Gallery of Art, formerly Corcoran Gallery of Art — Wikimedia Commons / Public domain

Monotype

モノタイプ / 17th century–present / 技法 / 印刷表現

滑らかな版面へインクや絵具を置き、加えたり拭き取ったりした像を紙へ転写する版画技法。筆の跡、拭いた光、途切れる輪郭が一回の転写へ集まる。通常は一枚の強い刷りを得るが、残ったインクから薄いゴーストを刷ることもある。固定した版の像を反復する版画とは分ける。

版面で加えたり拭いたりした跡 / 薄い輪郭と大きな調子のまとまり / 筆致と転写の質感の重なり / 次の刷りに残る薄いゴースト

design.md画像プロンプト

772

Photogravure — Alfred Stieglitz, Kitty Stieglitz, Central Park, New York, 1901 — photogravure, Metropolitan Museum of Art — Wikimedia Commons / CC0

Photogravure

フォトグラヴュール / 19th century–present / 技法 / 凹版印刷

写真などの像を写真化学的な工程で凹版へ移し、インクで紙へ刷る技法。連続的に見える濃淡と細部を、印刷インクと紙の表情で見せる。写真のネガから刷っても銀塩写真そのものではなく、平版系のコロタイプや商業用の輪転グラビアとも文脈を分けて読む。

写真に由来する細部と階調 / 紙へ沈む濃いインクの黒 / 細かな粒の連続した濃淡 / 版の像と紙面の関係

design.md画像プロンプト

773

Collotype — Eadweard Muybridge, Animal Locomotion: Annie G. galloping, 1887 — collotype, Library of Congress — Wikimedia Commons / Public domain

Collotype

コロタイプ / 19th century–present / 技法 / 平版印刷

写真の像をゼラチン層を持つ版へ移してインクで刷る写真製版の技法。微細で不規則な網状の構造が、細部と滑らかな濃淡を表す。規則的な網点によるハーフトーンとは異なり、写真や美術作品の復製にも使われた。コラグラフとは名前が似ても版の作り方が違う。

写真や原画に由来する精細な像 / 連続して見える滑らかな階調 / 拡大時の不規則で微細な網状構造 / 規則的な網点が見えない調子

design.md画像プロンプト

774

Chine Collé — Petrus Johannes Arendzen, Portrait of Carel Vosmaer, 1856–85 — etching and engraving on chine collé, Rijksmuseum, RP-P-1909-1539 — Wikimedia Commons / CC0

Chine Collé

シン・コレ / 19th century–present / 技法 / 印刷表現

薄い紙へ像を刷ると同時に、その紙を厚い支持紙へ貼り合わせる版画の技法。像の下に薄紙の色や質感が加わり、周囲の紙との境界が画面に働く。エッチングやリトグラフなどと併用でき、独立した描画技法や、紙を後から貼るコラージュ一般とは分ける。

像の下にある薄紙の色や質感 / 周囲の支持紙との境界 / 刷られた線と薄紙の重なり / 薄紙と厚紙の二層の支持体

design.md画像プロンプト

775

Collagraph — Collagraph paper plate — Halvard (matrix rather than printed impression) — Wikimedia Commons / Public domain

Collagraph

コラグラフ / 20th century–present / 技法 / 印刷表現

紙、布、ひもなどの材料を版へ貼ったり表面へ加工を施したりし、その凹凸から刷る版画技法。材料の縁と手触りが像を作り、凸版・凹版のインク付けを組み合わせることもある。貼った材料を完成作として見せるコラージュ、写真製版のコロタイプとは区別する。

貼った材料の縁が刷りへ現れる / 布や紙などの面の手触り / 凹凸とインクの保持が作る濃淡 / 線、面、圧痕が重なる構成

design.md画像プロンプト

776

Soft-ground Etching — Soft-ground etching on zinc, technical example — OrangeJudex — Wikimedia Commons / CC0

Soft-ground Etching

ソフトグラウンド・エッチング / 18th century–present / 技法 / 凹版印刷

柔らかな防食層へ紙越しの筆圧や物の表面を写し、その跡を腐食して刷るエッチングの技法。鉛筆に似た粒のある線や、布・葉などの接触面の跡を版へ取り込める。直接版を引っかくドライポイントや、硬い防食層へ針で線を描く工程とは区別する。

鉛筆に似た粒のある線 / 紙や接触物の表面の跡 / 細い線と柔らかな面のつながり / 圧力や接触で変わる像の密度

design.md画像プロンプト

収録方針

IndexStyleは、デザインの周辺で使われる言葉を何でも載せる一覧ではない。独立項目にするのは、見分けられ、再現でき、近い様式との差を説明できる視覚言語だけ。 収録基準

ページ上部へ戻る