工筆画
Gongbi / historical Chinese painting–present / 技法 / 東アジア絵画
中国絵画の、細い輪郭と丁寧な色の重なりで形を描き分ける画法。鳥、植物、人物などの細部を制御し、線と色面の役割をはっきりさせる。工筆は一つの王朝や題材の名称ではなく、写意や輪郭を省く画法と同じ作品の中で組み合わされることもある。

ひと目で判断
見た目の特徴
- 細く制御された輪郭
- 羽、葉、衣服などの細部を描き分ける
- 輪郭の内側に重ねる穏やかな色の層
- 細密な主題と静かな地の対比
向いている用途
- 絵画の展示で、輪郭と色の役割を拡大した作例から伝えるとき
- 植物や動物の出版で、細部の識別と画面の静けさを両立させるとき
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辞書情報
- 文字
- 名称と解説は画面外の独立した文字面に置き、細部を覆わない。
- 構成
- 主題の姿勢と輪郭を先に定め、細密な部分と地の静かな部分を分ける。
- 素材
- 細い線と薄い色の層を別々に試し、輪郭が色で消えない密度へ整える。
- 注意
- 精密なら何でも工筆画ではない。画法と地域の文脈を示し、細密な観察には精神的な表現がないという二分法にしない。
- 関連研究
- National Palace Museum — gongbi and boneless methods / Palace Museum, Beijing — Huang Quan's birds and insects / Fine outlines and layered colour
関連項目
- 写意画(Xieyi)同じ「東アジア絵画」の系統。工筆画と写意画の違いを見る
- 青緑山水(Blue-and-Green Landscape)同じ「東アジア絵画」の系統。工筆画と青緑山水の違いを見る
東アジア絵画をさらに見る
同じ「東アジア絵画」から、共通する印象が多い順に次の項目を選んだ。
- 水墨画(Sumi-e)共通する印象:静けさ。
- 琳派(Rinpa)共通する印象:静けさ。
- 日本画(Nihonga)共通する印象:静けさ。
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