狩野派
Kanō School / 15th century–modern era / スタイル / 東アジア絵画
狩野家の工房と弟子たちが継承した、日本の職業画家の系統。力のある墨線を土台に、中国由来の主題と日本の色・装飾を組み合わせ、屏風や襖を含む空間へ展開した。桃山の大きな金地画から江戸の抑えた水墨まで幅があり、金屏風一般の名前ではない。


ひと目で判断
見た目の特徴
- 強弱のある墨線が樹木や人物を支える
- 襖や屏風の境目をまたぐ大きな構成
- 金地と色面に墨の輪郭を組み合わせる作例
- 巨大な主題と余白の比率が時代ごとに変わる
向いている用途
- 建築と絵画の展示で、画面と部屋の尺度を一緒に説明するとき
- 大きな展示面で、強い輪郭と広い余白の配分を検討するとき
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詳しい作り方と出典制作ルール、実在作例、比較、研究、引用形式
辞書情報
- 文字
- 案内の文字は襖の区切りと別にまとめ、主題の輪郭を塞がない。
- 構成
- 部屋から見る距離と面の分割を先に決め、大きな枝や人物を複数面へ渡す。
- 素材
- 墨線の強弱を骨格にして色と光る地を加え、金地画と水墨画の仕様を分ける。
- 注意
- 金地だけで狩野派と判定しない。工房の系譜、作者、主題を確認し、桃山の雄大さを江戸の全作例へ当てはめない。
- 関連研究
- Motonobu, Eitoku, Sansetsu and Tan'yū / The Met — Old Plum and ink scrolls / Kyoto National Museum — Handscrolls in the Kano School Style
関連項目
- やまと絵(Yamato-e)同じ「東アジア絵画」の系統。狩野派とやまと絵の違いを見る
- 円山・四条派(Maruyama–Shijō Painting)同じ「東アジア絵画」の系統。狩野派と円山・四条派の違いを見る
東アジア絵画をさらに見る
同じ「東アジア絵画」から、共通する印象が多い順に次の項目を選んだ。
- 水墨画(Sumi-e)共通する印象:高級。
- 琳派(Rinpa)共通する印象:高級。
- 日本画(Nihonga)共通する印象:高級。
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