木口木版
Wood Engraving / late 18th century–present / 技法 / 凸版印刷
硬く滑らかな木の木口を細い工具で彫り、残った高い面からインクを刷る凸版技法。細かな白線と黒い面、密な点や刻みで階調を作る。木目に沿う板目木版より精細な線を扱いやすく、金属版に黒線を彫るエングレーヴィングとは印刷の仕組みが異なる。

ひと目で判断
見た目の特徴
- 黒い面を切り分ける細かな白線
- 小さな刻みや点の密度差
- 木目の影響が目立たない精細な線
- 文章と一緒に刷られる図版の尺度
向いている用途
- 木口木版の作例を、近接する版画技法と比較する展示・教材
- 線、階調、紙の関係を実作品の技法記録から検討する出版
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辞書情報
- 文字
- 作品の文字と後から加える説明を分け、技法・作者・年代を画面外へ整理する。
- 構成
- 黒のまとまりを先に決め、細い白線と点を切り分ける。
- 素材
- 所蔵館の技法記録と実物の紙・インクを確認し、画面の色だけから材料を決めない。
- 注意
- 名称に彫刻があっても凹版ではない。木口と板目、黒く刷る面と白く抜く溝を分け、金属の彫刻凹版と混同しない。
- 関連研究
- Thomas Bewick — wood blocks and book illustrations / End grain versus plank grain / Quentin Blake Centre — Wood engraving
関連項目
- 木版画(Woodcut)同じ「凸版印刷」の系統。木口木版と木版画の違いを見る
- エングレーヴィング(彫刻凹版)(Engraving / Burin Engraving)共通する印象:技術。木口木版とエングレーヴィング(彫刻凹版)の違いを見る
凸版印刷をさらに見る
同じ「凸版印刷」から、共通する印象が多い順に次の項目を選んだ。
- リノカット(Linocut)共通する印象:懐かしさ。
- 活版印刷(Letterpress)共通する印象:懐かしさ。
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