コーポレート・グランジ
Corporate Grunge / late 1980s–mid-1990s / スタイル / 現代ブランド
音楽誌や実験タイポグラフィが生んだ荒れ、断裂、重なりを、企業広告と商品カタログへ制御して移した様式。読めなさを主役にせず、整った商品情報の周囲だけへ反抗の痕跡を置く。
欠け、擦れ、重ね刷りを持つ大見出し / 傾いた小見出しと整った本文の併存 / 荒い白黒写真へ赤や黄の一色を重ねる / 裂けた縁、手描き線、コピー機ノイズを限定使用

辞書情報
- 向いている用途
- スポーツ、音楽、若者向け商品の広告へ反抗性を加えつつ、価格や機能を読ませるとき。1990年代企業文化を扱う展覧会や編集物で、地下文化の商業化を見せるとき
- 文字
- 表示文字だけを欠けさせ、本文は一書体、一揃え、一行長へ戻す。
- 構成
- 商品と必須情報を矩形へ固定し、その外側へ写真の切断と手描き線を衝突させる。
- 素材
- コピー機の潰れ、擦れた紙、粗い網点、限定色の上刷りを局所へ使う。
- 注意
- すべてを読めなくすると元のグランジと区別できない。企業用途へ回収された緊張は、破壊と可読性が同じ面に残ることで成立する。
- 関連研究
- David Carson and Ray Gun / Emigre and experimental typography / commercial appropriation of grunge
関連項目
- グランジ(Grunge)共通する印象:反骨。コーポレート・グランジとグランジの違いを見る
- コーポレート・サイバースペース(Corporate Cyberspace)共通する印象:信頼。コーポレート・グランジとコーポレート・サイバースペースの違いを見る
現代ブランドをさらに見る
同じ「現代ブランド」から、共通する印象が多い順に次の項目を選んだ。
- スポーツブルート(Sportsbrut)共通する印象:高揚 / 反骨。
- 企業モダニズム(Corporate Modernism)共通する印象:信頼。
- 無印良品(MUJI)共通する印象:信頼。
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- [コーポレート・グランジ(Corporate Grunge) — デザインスタイル辞典](https://indexstyle.org/ja/styles/corporate-grunge)
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