Xerox Star Interface

ゼロックス・スター・インターフェース / 1981–1990s / スタイル / プラットフォームの画面言語

1981年のXerox 8010の画面が定めた設計言語。フォルダ、イン/アウトのバスケット、ファイルの引き出しといった事務用品を名札付きの図像として並べ、当時のブローシャーはそれを電子の机上と呼んだ。画面の物はマウスで自由に動かし、複製し、捨てられる。

画面上の図像には必ず名札の文字が付き、図だけに意味を負わせない / 図像はフォルダやイン/アウトのバスケットやファイルの引き出しなど、事務机の上にある物を写している / 物はマウスで掴んで動かせ、移動と複製と削除が同じ操作の系列になっている / 表計算は行と列の格子として現れ、格子を操作する命令がメニューにまとまる

Xerox 8010 Star(ViewPoint)のデスクトップと図像 — Wikimedia Commons / CC BY 2.0Xerox 8010 Star(ViewPoint)の多言語文書の窓 — Wikimedia Commons / CC0Xerox 8010 Star(ViewPoint)の複合文書の画面 — Wikimedia Commons / CC0

辞書情報

向いている用途
業務ソフトの画面で、抽象的な機能名ではなく物の見立てで機能を並べたいとき。アイコンだけに頼らず名札を必ず添えるという指針を、チームの設計規約として決めるとき
文字
図像の下に短い名詞のラベルを必ず置く。ラベルは機能名ではなく、机の上の物の名前にする。
構成
画面を机の面に見立て、物をその面の上に置く。命令はメニューに集め、物そのものには埋め込まない。
素材
白黒の二値で組み、図像は輪郭線で描く。塗りは黒ベタか白抜きの二択にして、中間の階調を使わない。
注意
机の見立てを広げすぎて、机上に無い機能まで物に置き換えると、名前の付かない図像が増えて探せなくなる。
関連研究
1981年のXerox 8010のブローシャーが図像をどう説明していたか / デスクトップという言葉がいつから画面の呼び名になったか / デビッド・リドルが率いたStarの開発体制と、1998年にコンピュータ歴史博物館で行われた実機の再稼働

関連項目

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