OPEN LOOK

オープンルック / 1988–1990s / スタイル / プラットフォームの画面言語

Sun Microsystems が仕様書として公刊した UNIX ワークステーション向けの画面言語。白黒表示用の版と立体表示用の版を同時に定め、共通要素はすべて一種類のサンセリフで組み、色は控えめに使うと決めた。ポップアップ窓の左肩には押しピンがあり、刺すと窓が作業面に残る。

ポップアップ窓のヘッダー左端にある押しピン。刺した窓は閉じずに作業面へ残る / ラベルの後ろに続く三つの点が別の窓を、輪郭だけの三角がメニューを予告する / スクロールバーはエレベータ、ケーブル、上下のケーブルアンカーに分かれ、ケーブルの濃い部分が表示割合を示す / 作業面は50パーセント、メニューの影は75パーセントの網点で作られる

OPEN LOOK 形式の窓とウィンドウメニュー(olvwm)2016 — Wikimedia Commons / CC BY-SA 4.0Sun Microsystems《The NeWS Toolkit》の部品見本 — Wikimedia Commons / CC BY-SA 3.0olvwm のルートメニューと仮想デスクトップ管理 2013 — Wikimedia Commons / CC BY-SA 3.0

辞書情報

向いている用途
1990年前後の UNIX ワークステーション画面を再現し、Motif とは別系統の見た目を出したいとき。白黒2値の端末でも同じに読める業務画面を、網点と輪郭線だけで組み直すとき
文字
共通要素はすべて同じサンセリフの可変幅で組む。寸法はピクセルではなくポイントで持ち、10、12、14、19 ポイントの段階で拡大縮小する。
構成
窓は四隅にリサイズコーナーを持ち、操作はペインの外の制御領域にまとめる。ポップアップ窓は押しピンのついたヘッダーから始める。
素材
まず白黒だけで成立させる。立体版では背景色を1つ選び、そこへ黒を1割から1割5分足した派生色で段差を作り、白を光の当たる縁に使う。
注意
立体版の配色から作り始めると、白黒表示に落とした瞬間に段差も押しピンも読めなくなり、仕様が要求する二本立てが崩れる。
関連研究
仕様書 Appendix B の実寸図。要素がポイントで指定されている / 同時代の Motif と並べ、影の付け方と字の扱いの違いを見る / 押しピンで常駐させる窓と、閉じる前提のダイアログの使い分け

関連項目

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