Ikat
絣 / ancient– / 技法 / 染織の伝統
織る前の糸を括って染め分け、織り上がったときに模様が現れるよう計算する技法。糸のわずかなずれが輪郭を滲ませ、その揺らぎが絣の指紋になる。設計と偶然が同じ工程に同居する。
輪郭が滲む模様の縁 / 経糸と緯糸の染め分け / 計算された色の位置 / 織りのずれによる揺らぎ
辞書情報
- 向いている用途
- 模様の輪郭を、意図的に不明瞭にする。織りの工程そのものを図案の条件にする
- 文字
- 滲みに負けない、単純で大きい字形を使う
- 構成
- 繰り返しの単位を織り幅から逆算して決める
- 素材
- 糸の段階で染め分け、ずれを消さずに織る
- 注意
- プリントで滲みを模しても糸の履歴は出ない。工程の順序が模様の意味である。
- 関連研究
- 経絣・緯絣・経緯絣の違い / インドネシア・中央アジア・日本の系統 / 銘仙における近代化