ローマン・キャピタル
Roman Square Capitals / 1st–2nd century / スタイル / 書体分類
石に刻むための幾何学的な比例とセリフを持つ大文字が、以後2000年のラテン文字の骨格と権威表現の原型になった。

ひと目で判断
見た目の特徴
- 幾何学的な比例
- 刻まれたセリフ
- 大文字のみの組み
- 記念碑的な字間
向いている用途
- 定礎石や公共建築の銘板のように、長く残ることを前提とした碑文
- 扉や表紙で、数語だけが組織の格式を担うとき
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辞書情報
- 文字
- 大文字だけで組み、字幅の違いを保ったまま字間を光学的に調整する
- 構成
- 中央揃えで行を積み、語間を広く取って行ごとに幅を揃える
- 素材
- 石や金属に彫り、断面の角度で光を受ける陰影を作る
- 注意
- 幾何学だけで説明せず、筆の下書きと鑿の痕跡として観察する。長文には向かず、既定の字間設定のままでは比例も権威も崩れる。
- 関連研究
- トラヤヌス帝記念柱の碑文 / Edward Catich, The Origin of the Serif / capitalis monumentalis
関連項目
- オールドスタイル・ローマン(Old Style Serif)同じ「書体分類」の系統。ローマン・キャピタルとオールドスタイル・ローマンの違いを見る
- ブラックレター(Blackletter)同じ「書体分類」の系統。ローマン・キャピタルとブラックレターの違いを見る
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同じ「書体分類」から、共通する印象が多い順に次の項目を選んだ。
- トランジショナル(Transitional Serif)共通する印象:信頼 / 高級。
- イタリック(Italic)共通する印象:高級。
- ディドーネ(Didone)共通する印象:高級。
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