校正記号

Proofreading Marks / 16th century– / 技法 / 記号体系

組まれた紙面の誤りを余白との対話で正す記号言語。トルツメ・イキの往復や欧文のdele記号など、印刷の歴史とともに磨かれた「紙面上の編集プロトコル」で、この辞典のような組版物すべての背後にある。

Proofreading Marks — 校正記号による朱入れ — Wikimedia Commons / Public domain
校正記号による朱入れ — Wikimedia Commons / Public domain
Proofreading Marks — 校正記号(イタリック指定)— Wikimedia Commons / Public domain
校正記号(イタリック指定)— Wikimedia Commons / Public domain

ひと目で判断

見た目の特徴

  • 本文と余白の対応線
  • トルツメ・イキの往復
  • 挿入と転置の記号
  • 赤字の階層

向いている用途

  • 紙面の修正指示を、誰が直しても同じ結果になる形で渡すとき
  • 複数人が入る校正で、重なった指示を一枚に整理するとき

このスタイルを使う

短い指針を制作へ持ち込むか、構造化された仕様をAIへ渡せます。

詳しい作り方と出典制作ルール、実在作例、比較、研究、引用形式

辞書情報

文字
指示は赤、疑問は鉛筆と決め、人ごとに色を分けて重ね書きしない
構成
該当箇所から余白へ引出線を出し、引出線どうしを交差させない
素材
原寸で出力し、四周に指示を書き込める余白を残して刷る
注意
記号を使わず文章で直しを書くと、どこからどこまで差し替えるのか解釈が割れ、校正のたびに新しい誤りが増える
関連研究
JIS Z 8208 校正記号 / 欧文のdeleとstet / デジタル校正への移行

関連項目

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