ネウマ譜

Neume Notation / 9th century– / スタイル / 記譜の様式

歌の抑揚を手の動きのような曲線で記した、西洋最古の楽譜。音の高さを線で固定する以前の「旋律のジェスチャー」が、グレゴリオ聖歌の写本にいまも残る。

Neume Notation — 『アヴェ・マリア』の聖歌譜(CC BY-SA 4.0) · © Domínio Público
『アヴェ・マリア』の聖歌譜(CC BY-SA 4.0) · CC BY-SA 4.0 · © Domínio Público
Neume Notation — ハルトカー写本(ザンクト・ガレン写本391)のネウマ 990年代 — Wikimedia Commons / Public domain
ハルトカー写本(ザンクト・ガレン写本391)のネウマ 990年代 — Wikimedia Commons / Public domain

ひと目で判断

見た目の特徴

  • 旋律のジェスチャー曲線
  • 四線譜と四角い音符
  • 写本の朱と黒
  • 歌詞の上に浮かぶ記号

向いている用途

  • 聖歌や朗唱の抑揚を、正確な音高より息づかいとして伝えるとき
  • 中世写本の質感を、装丁や展示のグラフィックに引くとき

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辞書情報

文字
歌詞を主、記号を従とし、記号は語の真上へ小さく置く
構成
四線の上に記号を並べ、行間は歌詞が呼吸できる広さを取る
素材
羊皮紙色の地に黒と朱の二色だけを使い、線は朱で引く
注意
曲線を装飾として描くと音の動きと対応しなくなり、歌えない飾りに落ちて記譜としての機能が消える
関連研究
ザンクト・ガレン写本 / ソレム唱法の復元 / ネウマから角符へ

関連項目

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