シチュアシオニスト・グラフィックス

Situationist Graphics / 1957–1972 / レイアウト / 社会運動と版画

既存の広告・漫画・映画の画像を奪い、吹き出しの文だけを差し替えて意味を反転させる転用(デトゥルヌマン)の実践。制作コストを払わずに支配的なイメージを内側から裏切る手つきは、以後のカルチャー・ジャミングとネットのミームまで直通している。

Situationist Graphics — 雑誌『Internationale situationniste』第1号 1958 — Wikimedia Commons / Public domain
雑誌『Internationale situationniste』第1号 1958 — Wikimedia Commons / Public domain
Situationist Graphics — イヴァン・シュチェグロフ《ミシェル・ベルンシュタインの肖像》メタグラフィー 1963 — Wikimedia Commons / CC BY-SA 4.0 · © Ivan Chtcheglov
イヴァン・シュチェグロフ《ミシェル・ベルンシュタインの肖像》メタグラフィー 1963 — Wikimedia Commons / CC BY-SA 4.0 · CC BY-SA 4.0 · © Ivan Chtcheglov

ひと目で判断

見た目の特徴

  • 既存画像の流用と文の差し替え
  • 漫画のコマと吹き出し
  • 理論的な長文キャプション
  • 粗い複写の質感

向いている用途

  • 広告や公式発表の主張を、その画像のまま裏返して批評するとき
  • 資金も撮影もない状況で、既存の図版だけで冊子を作るとき

このスタイルを使う

短い指針を制作へ持ち込むか、構造化された仕様をAIへ渡せます。

詳しい作り方と出典制作ルール、実在作例、比較、研究、引用形式

辞書情報

文字
吹き出しの文だけをタイプ打ちに差し替え、貼り込んだ跡を隠さない
構成
漫画のコマや映画の場面の順を保ち、余白に長い理屈の注を流し込む
素材
複写を重ねた粗い階調のまま、安い紙に少部数で刷り、色は粗い一色だけ差す
注意
元の画像が誰の主張かを読者が知らなければ反転は成立せず、切り貼りに見える。仕上げを綺麗にすると、裏切るはずの画像の権威が戻る。
関連研究
デトゥルヌマンの定義 / 『アンテルナシオナル・シチュアシオニスト』誌 / カルチャー・ジャミングへの継承

関連項目

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[シチュアシオニスト・グラフィックス(Situationist Graphics) — デザインスタイル辞典](https://indexstyle.org/ja/styles/situationist-graphics)
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