ロマン主義

Romanticism / c. 1790–1850 / スタイル / 具象絵画

理性と規範だけでは捉えきれない感情、崇高、自然の圧倒、革命、異常な出来事を、劇的な光、斜めの動勢、荒れる筆触、極端な尺度差によって観者の身体へ迫らせた18世紀末から19世紀前半の様式。

嵐、海、山、炎など人を圧倒する自然と崇高 / 明暗差の大きい光と斜めに流れる構図 / 危機や激情を示す身振りと荒い筆触 / 小さな人物と巨大な風景、または群衆の劇的な密集

カスパー・ダーヴィト・フリードリヒ『雲海の上の旅人』— Wikimedia Commons / Public domain

辞書情報

向いている用途
自然、政治、個人の感情を、説明より先に身体的な強度で伝えるとき。整った古典構図を崩し、光、天候、身振りを物語の駆動力にするとき
文字
見出しは強い明暗と傾斜へ耐えるセリフを使い、本文は画面の静かな縁へ退ける。
構成
斜めの主軸と大きな明暗塊を先に作り、人物を風景や群衆の力へ巻き込む。
素材
深い暗色へ炎、夕日、稲妻の暖色を衝突させ、輪郭の一部を筆触と大気へ溶かす。
注意
夕焼け、廃墟、劇的な人物を並べるだけでは足りない。崇高、革命、個人感情のいずれが規範へ対抗しているかを決める。
関連研究
European Romanticism / the sublime, revolution and emotional landscape / Delacroix, Turner and Friedrich

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