Nihonga
日本画 / 1880s– / スタイル / 東アジア絵画
西洋画の流入に対して、岩絵具・膠・和紙や絹という材料の側から「日本の絵画」を定義し直した近代の枠組み。伝統的な技法を守りながら主題と構図は近代化するという、材料先行の折衷が特徴。
岩絵具の粒子と発色 / 膠で描く層の重なり / 絹本・紙本の地の白 / 輪郭線と平面性の保持
辞書情報
- 向いている用途
- 素材の物質感を主題と同じ強さで見せる。伝統的な材料で近代的な構図を扱う
- 文字
- 落款と余白の関係で画面の重心を決める
- 構成
- 余白を広く取り、対象を画面の一方へ寄せる
- 素材
- 岩絵具の粒度を選び分け、膠で層を重ねる
- 注意
- 和風の意匠と混同しない。材料と技法の選択がこの枠組みの本体である。
- 関連研究
- フェノロサと岡倉天心の役割 / 岩絵具と膠という材料の規定 / 洋画との対概念としての成立