Lyrical Abstraction

リリカル・アブストラクション / 1947–1970s / スタイル / 抽象表現

幾何学の規律にも激しい身振りにも寄らず、流れる筆致と滲む色で叙情を組み立てる抽象。パリで生まれた呼称が、後にアメリカで薄塗り・染み込みの絵画へも使われた。柔らかさと軽さを設計するときの参照点。

流れるような筆致 / にじみと重なりの層 / 軽く透明な色 / 中心を持たない構成

Karel Appel《空間への跳躍》1953 — Wikimedia Commons / CC BY 2.0Zao Wou-Ki によるサン・コム修道院のステンドグラス — Wikimedia Commons / CC BY-SA 4.0

辞書情報

向いている用途
一次資料と代表作から成立条件を比較する。別媒体へ応用できる構成原理を取り出す
文字
参照作品の文字・記号・スケールを観察する
構成
視線と情報を支配する構造を一つ抽出する
素材
時代・地域・制作工程に固有の素材と挙動を確認する
注意
表面的な記号へ還元せず、時代・地域・技術・制作主体の文脈を確認する。
関連研究
パリ派とアメリカ用法の違い / ステイニングの技法 / 1970年前後の展覧会

関連項目

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