レトリスム

Lettrism / 1946–1970s / スタイル / 実験タイポグラフィ

文字を意味を運ぶ道具から解放し、音と形そのものを作品の素材とみなしたパリ発の運動。読めない文字が敷き詰められた画面、記号の増殖するハイパーグラフィー、映画のフィルムへの直接刻印まで、文字を物質として扱う実験を広げた。

Lettrism — AI生成の解釈イメージ 1
AI生成の解釈イメージ(参考作品ではありません)
Lettrism — 『grammeS』ウルトラ・レトリスト・グループ機関誌 内頁 — Wikimedia Commons / CC0
『grammeS』ウルトラ・レトリスト・グループ機関誌 内頁 — Wikimedia Commons / CC0 · CC0
Lettrism — 『grammeS』掲載 引き裂かれたポスターのハイパーグラフィー 1954年 — Wikimedia Commons / CC0
『grammeS』掲載 引き裂かれたポスターのハイパーグラフィー 1954年 — Wikimedia Commons / CC0 · CC0

ひと目で判断

見た目の特徴

  • 読解できない文字の敷き詰め
  • 手書きと活字の混在
  • 記号の増殖するハイパーグラフィー
  • 文字を絵画素材として扱う

向いている用途

  • 実験的な書体見本やタイトル映像を、文字の肌理だけで組み立てるとき
  • 音楽や詩の周辺の印刷物や装丁を、読ませずに文字の密度で見せるとき

このスタイルを使う

短い指針を制作へ持ち込むか、構造化された仕様をAIへ渡せます。

詳しい作り方と出典制作ルール、実在作例、比較、研究、引用形式

辞書情報

文字
既存の文字と自作の記号を混ぜ、単語を作らずに並べる
構成
余白を残さず紙面全体を記号で埋め、方向も揃えない
素材
手書き、活字、引っ掻きを同じ面に重ねて物質感を出す
注意
読めない文字を装飾として並べるだけでは主張が消えて模様に落ちる。逆に読める語を一つ残せば、意味を宙吊りにするという狙いが戻ってしまう。
関連研究
イジドール・イズーの理論 / ハイパーグラフィーの定義 / シチュアシオニストへの分岐

関連項目

実験タイポグラフィをさらに見る

同じ「実験タイポグラフィ」から、共通する印象が多い順に次の項目を選んだ。

実験タイポグラフィの全項目を見る

この項目を引用する

辞典はリンクされるためにある。書いている場所に合う形をそのまま持っていってよい。

Link
https://indexstyle.org/ja/styles/lettrism
Markdown
[レトリスム(Lettrism) — デザインスタイル辞典](https://indexstyle.org/ja/styles/lettrism)
HTML
<a href="https://indexstyle.org/ja/styles/lettrism">レトリスム(Lettrism) — デザインスタイル辞典</a>

一覧内の位置へ戻る