Iznik Pottery
イズニク陶器 / 15th–17th century / スタイル / 陶磁の様式
オスマン帝国の窯が到達した、白い胎に鮮烈な青と赤を置く陶器。チューリップやカーネーションが渦を巻いて器の曲面を回り、モスクの壁面タイルでは幾何学と植物文が一枚の壁で共存する。
白い胎と透明釉の輝き / コバルト青と盛り上がる赤 / 渦を巻く植物文 / 曲面を回る連続構図
辞書情報
- 向いている用途
- 曲面の上で模様を途切れさせずに回す。限られた色数で密度と華やぎを出す
- 文字
- 文字を用いる場合は帯として回し、地の文様と同格に置く
- 構成
- 中心から放射する構図と、縁の帯を対にする
- 素材
- 白い胎に透明釉、赤は盛り上げて立体感を出す
- 注意
- 文様を平面に敷き詰めるだけでは器の論理を失う。曲面と縁の処理が様式の要である。
- 関連研究
- アルメニア・ボールの赤の発色 / 宮廷工房による意匠の統制 / デルフト陶器への影響