ダンジョン・シンセ・カバーアート
Dungeon Synth Cover Art / early 1990s– / スタイル / 音楽グラフィック
1990年代のBlack Metal周辺から生まれたDungeon Synthが、城、廃墟、森、古い王国、騎士道の図像を、カセットや小規模配信のジャケットへまとめた視覚体系。特定の史実を復元するのではなく、年代の混ざった前近代を小さな物理媒体と一枚の風景に圧縮し、音楽が属する架空世界の入口をつくる。
城、廃墟、森、山道を一つの遠景へまとめた前近代的な風景 / 木版・銅版・古い挿絵を思わせる細線と、黒、羊皮紙色、深い緑の限定色 / 小さなカセット面でも読める中央像と、細い枠、短い題字の縦方向の階層 / Jカード、手製ラベル、折り畳み冊子まで同じ架空世界を連続させる

辞書情報
- 向いている用途
- 音楽やゲームの架空世界を、一枚の風景と小さな物理媒体へ凝縮するとき。カセット、配信サムネイル、冊子を、同じ地理と物語の断片としてつなぐとき
- 文字
- 題字は一、二語へ絞り、細いセリフまたはBlackletterを上辺に小さく置く。説明文は現代の可読書体へ分ける。
- 構成
- 遠景の城か森を中央に一つ置き、手前の道や門から視線を導く。Jカードの折り位置を先に決め、主像を跨がせない。
- 素材
- パブリックドメインまたは新規制作の風景を、木版調の細線、複写の黒、羊皮紙色、深い緑へ絞り、カセットの小寸法で潰れない密度にする。
- 注意
- 中世風の城を置くだけでDungeon Synthと呼ばない。音、題名、媒体が一つの架空世界を組み立てる必要がある。既存ゲームやファンタジー作品の図像、由来不明の紋章・ルーン、過激思想に接続する記号を雰囲気の近道に使わない。
- 関連研究
- Folklore 98 — the genre's visual and symbolic repertoire / University of Liège — Le son de l'ancienne crypte / cassette circulation, medievalism and fantasy world-building
関連項目
- ゴシック(Gothic)対比する意味がある項目として編集上つながっている。ダンジョン・シンセ・カバーアートとゴシックの違いを見る
- ウィッチ・ハウス・グラフィックス(Witch House Graphics)共通する印象:静けさ / 懐かしさ。ダンジョン・シンセ・カバーアートとウィッチ・ハウス・グラフィックスの違いを見る
音楽グラフィックをさらに見る
同じ「音楽グラフィック」から、共通する印象が多い順に次の項目を選んだ。
- シティポップのイラスト(City Pop Illustration)共通する印象:静けさ / 懐かしさ。
- ブルーノート・スタイル(Blue Note Style)共通する印象:静けさ。
- ファクトリー・レコーズ(Factory Records Style)共通する印象:静けさ。
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