ビザンティン美術

Byzantine Art / c. 330–1453 / スタイル / 歴史様式

キリスト教の聖なる存在を日常空間から切り離し、正面性、階層的な尺度、金地、非自然主義的な光、反復する聖像の型によって、目に見えない秩序を教会建築、モザイク、イコンへ現した東ローマ帝国圏の様式。

鑑賞者を正面から見返す静止した聖像 / 奥行きを消して光そのものに見せる金地 / 地位と聖性を大きさや中央配置で示す階層構成 / 細かなテッセラの角度で光が揺れる壁面モザイク

サン・ヴィターレ聖堂 ユスティニアヌス帝モザイク — Wikimedia Commons / Public domain

辞書情報

向いている用途
超越性、儀礼、共同体の中心を、正面性と反射光から表すとき。中世キリスト教美術の参照を、一般的な金色装飾ではなくイコンと建築の関係から組むとき
文字
聖典を模した文字は本文へ乱用せず、称号、短い銘、幾何学的な区切りへ限定する。
構成
中央の正面像を軸に左右を厳密に釣り合わせ、半円蓋やドームに沿って階層を上へ積む。
素材
金ガラスと彩色テッセラを細かく分け、面を完全に平滑化せず角度差で光を散らす。
注意
金地と聖人風の顔だけでは成立しない。実在する信仰の聖像を雰囲気素材へ還元せず、宗派、時代、用途を確認する。
関連研究
Byzantine art / icons, gold-ground mosaics and frontal hierarchy / Hagia Sophia and San Vitale

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