ベクターデリア
Vectordelia / mid-2000s–early 2010s / retrospective name / スタイル / デジタル・レトロ
2000年代半ばから2010年代初頭の広告、音楽グラフィック、ゲーム画面に広がった、平面的なベクターを最大限に増殖させる視覚言語。鮮色の曲線、花や鳥、人物シルエット、スピーカー、飛沫、グラデーションの塊が中心から外へ伸びる。後年VectordeliaまたはFrutiger Metroと呼ばれるが、当時のMicrosoft Metroとは別で、名称は遡及的である。

ひと目で判断
見た目の特徴
- 中心から外へ伸びる太い曲線、蔓、花、飛沫、同心円
- 踊る人物、鳥、蝶、街並み、スピーカーを影絵の輪郭で重ねる
- ライム、シアン、マゼンタ、橙の平面とグラデーションを黒または白へ衝突させる
- 細い人間的なサンセリフと、大きく広がるベクター装飾の対比
向いている用途
- 音楽、フェス、若者向けサービスで、写真を使わず運動と賑わいを平面グラフィックへ集約するとき
- 2000年代のデジタル文化を扱う展示やゲームで、光沢3Dではなくベクターの増殖として時代感を再現するとき
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短い指針を制作へ持ち込むか、構造化された仕様をAIへ渡せます。
詳しい作り方と出典制作ルール、実在作例、比較、研究、引用形式
辞書情報
- 文字
- 細身のヒューマニストサンセリフを曲線の隙間へ短く置き、装飾と同じ輪郭線で文字を囲まない。
- 構成
- 主役から三方向へ太い曲線を伸ばし、大小のシルエットと花形を重ね、読み物の領域だけ単色で抜く。
- 素材
- 輪郭の鋭いベクター面、透明グラデーション、ハーフトーン、飛沫ブラシを使い、写真の質感は一点に限定する。
- 注意
- Frutiger Aeroの青空と光沢を平面化しただけにしない。またMicrosoftのMetro UIと混同しない。曲線、シルエット、音楽・自然モチーフが一つの流れを作るように組む。
- 関連研究
- 2000年代のベクター素材集とIllustratorの普及 / Frutiger Metroと呼ばれる以前の広告、音楽、ゲーム画面 / Frutiger Aero、Vectorheart、Flat Designとの境界
関連項目
- フルティガー・エアロ(Frutiger Aero)同じ「デジタル・レトロ」の系統。ベクターデリアとフルティガー・エアロの違いを見る
- ベクターハート(Vectorheart)同じ「デジタル・レトロ」の系統。ベクターデリアとベクターハートの違いを見る
デジタル・レトロをさらに見る
同じ「デジタル・レトロ」から、共通する印象が多い順に次の項目を選んだ。
- フューチャーファンク(Future Funk)共通する印象:高揚 / 遊び / 懐かしさ。
- シンセウェーブ(Synthwave)共通する印象:高揚 / 懐かしさ。
- ウェブ1.0(Web 1.0)共通する印象:懐かしさ / 遊び。
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- [ベクターデリア(Vectordelia) — デザインスタイル辞典](https://indexstyle.org/ja/styles/vectordelia)
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