オルフィスム
Orphism / 1912–1914 / スタイル / 幾何学抽象
キュビスムの分解に色彩と運動を戻し、同時対比する円環で光そのものを描いた抽象。回転するディスクと分光したスペクトルが、静止画面の中に時間と振動を生む。色の同時対比理論を造形へ翻訳した最初の実践のひとつ。

ひと目で判断
見た目の特徴
- 同心円と回転するディスク
- スペクトル順に並ぶ色相
- 円弧の交差による分割
- 色の同時対比
向いている用途
- 音や光の広がりを、静止した画面の中に図として置き換えて見せるとき
- 回転や循環を主題にする装飾面や幕を、色だけで動かすとき
このスタイルを使う
短い指針を制作へ持ち込むか、構造化された仕様をAIへ渡せます。
詳しい作り方と出典制作ルール、実在作例、比較、研究、引用形式
辞書情報
- 文字
- 丸みのある幾何学サンセリフを控えめに置き、文字は円弧に沿わせて濃度を変える
- 構成
- 同心円を交差させ、中心をずらした軸から円弧で画面を分割する
- 素材
- スペクトル順の色相を平らな面で並べ、隣接で明度差を作りすぎない
- 注意
- 円と色相環を機械的に並べただけでは同時対比が働かず、明度差で濁った模様が残るだけになる。
- 関連研究
- シュヴルールの同時対比の法則 / ドローネー夫妻の役割分担 / 同時性という語の来歴
関連項目
- キュビスム(Cubism)共通する印象:技術。オルフィスムとキュビスムの違いを見る
- シュプレマティスム(Suprematism)同じ「幾何学抽象」の系統。オルフィスムとシュプレマティスムの違いを見る
取り違えられやすい
幾何学抽象をさらに見る
同じ「幾何学抽象」から、共通する印象が多い順に次の項目を選んだ。
- オプ・アート(Op Art)共通する印象:高揚 / 技術。
- キネティック・アート(Kinetic Art)共通する印象:高揚 / 技術。
- デ・ステイル(De Stijl)共通する印象:技術。
この項目を引用する
辞典はリンクされるためにある。書いている場所に合う形をそのまま持っていってよい。
- Link
- https://indexstyle.org/ja/styles/orphism
- Markdown
- [オルフィスム(Orphism) — デザインスタイル辞典](https://indexstyle.org/ja/styles/orphism)
- HTML
- <a href="https://indexstyle.org/ja/styles/orphism">オルフィスム(Orphism) — デザインスタイル辞典</a>