恩地孝四郎の装幀
Onchi Kōshirō Book Design / 1910s–1950s / スタイル / 出版と編集
表紙を絵の入る枠ではなく一枚の版画として扱う装幀。具象の挿画を置かず、抽象の形と色面を刷り、題名の文字もその面の一部として置く。

ひと目で判断
見た目の特徴
- 具象の挿画を置かず、抽象の形と色面だけで表紙を組む
- 題名の文字を活字ではなく手で描き、図と同じ面に置く
- 色数を絞り、輪郭線を引かずに面の重なりで形を作る
- 紙の地の色を塗り残し、そこへ図を直接載せる
向いている用途
- 詩集や作品集の表紙を、絵を収める枠ではなく一枚の版画として作るとき
- 色数の少ない刷りで、題名の文字まで図の一部として置きたいとき
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詳しい作り方と出典制作ルール、実在作例、比較、研究、引用形式
辞書情報
- 文字
- 題名は活字を組まず手で描き、図と同じ面に、同じ太さで置く
- 構成
- 表紙を絵と文字に分けず、一枚の面として構図を決める
- 素材
- 色数を絞り、輪郭線を使わず面の重なりで形を作る。紙の地の色は塗り残し、そのまま一色に数える
- 注意
- 具象の絵を額のように枠へ収めると、表紙は絵を入れる場所へ戻り、一枚の版画としての面が消える。
- 関連研究
- 恩地孝四郎『書窓』 / 竹久夢二の装丁 / 現代の装丁家(菊地信義ら)
関連項目
- プライベート・プレス(Private Press)同じ「出版と編集」の系統。恩地孝四郎の装幀とプライベート・プレスの違いを見る
- 新版画(Shin-Hanga)共通する印象:静けさ / 高級。恩地孝四郎の装幀と新版画の違いを見る
出版と編集をさらに見る
同じ「出版と編集」から、共通する印象が多い順に次の項目を選んだ。
- ペーパーバック・シック(Paperback Chic)共通する印象:親密 / 高級 / 静けさ。
- ザ・フェイス(The Face)共通する印象:高級 / 静けさ。
- 彩飾写本(Illuminated Manuscript)共通する印象:高級 / 静けさ。
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