コンクリート・アート
Concrete Art / 1930s–1960s / スタイル / 幾何学抽象
自然や物語を抽象化するのでなく、線、面、色、比率という画面固有の要素だけで自律した構成を作る運動。偶然や筆触を抑え、測定できる関係と明瞭な色面を、絵画、版画、立体、グラフィックへ展開する。
円、矩形、直線を測定可能な比率で配置する / 色面の境界が硬く、筆跡や物質感を前へ出さない / 遠近法や自然物の輪郭を使わず、平面の関係だけで成立する / 少数の色と反復単位から変奏を作る

辞書情報
- 向いている用途
- 文化施設や教育物で、図像に頼らず比率と色だけから識別体系を作るとき。絵画、サイン、立体を同じ幾何ルールで連続させる展示
- 文字
- 中立的な幾何サンセリフを使い、文字幅と図形の寸法を同じ数列へ合わせる。
- 構成
- 基準単位と比率を先に決め、円と矩形を格子へ固定し、各要素の位置を数値で再現できるようにする。
- 素材
- 不透明な平面色と滑らかな支持体を使い、境界をマスキングして筆跡と偶然のにじみを抑える。
- 注意
- 幾何図形を感覚で散らすだけでは、具体的な関係から成る構成にならない。Neo-Concreteの身体参加や柔らかな変形は別の応答として区別する。
- 関連研究
- Theo van Doesburg's 1930 manifesto / Max Bill and concrete art / Brazilian Arte Concreta and Neo-Concrete response
関連項目
- デ・ステイル(De Stijl)同じ「幾何学抽象」の系統。コンクリート・アートとデ・ステイルの違いを見る
- ネオ・コンクリート・アート(Neo-Concrete Art)対比する意味がある項目として編集上つながっている。コンクリート・アートとネオ・コンクリート・アートの違いを見る
幾何学抽象をさらに見る
同じ「幾何学抽象」から、共通する印象が多い順に次の項目を選んだ。
- 新印象主義(Neo-Impressionism)共通する印象:技術 / 信頼 / 静けさ。
- ハードエッジ・ペインティング(Hard-Edge Painting)共通する印象:信頼 / 技術 / 静けさ。
- 幾何学的抽象(Geometric Abstraction)共通する印象:技術 / 静けさ / 信頼。
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