Chromolithography
多色石版 / 1830s–1930s / 技法 / 平版印刷
色ごとに石版を用意し、正確な見当合わせで重ねる多色印刷。十数版を重ねて油彩のような発色を出し、複製画・ラベル・ポスター・カードを大量に世へ送り出した。色刷りの大衆化はここから始まる。
十数版を重ねた濃厚な発色 / 版ごとの見当のわずかなずれ / 平坦なベタと点描の併用 / 縁飾りと金の併用
辞書情報
- 向いている用途
- 色数の多さそのものを豊かさの記号として使う。印刷工程の履歴を画面に残す
- 文字
- 装飾的な見出し書体を、縁飾りと同じ密度で扱う
- 構成
- 画面を縁で囲い、中央に主図を据える
- 素材
- 版を重ねた厚い色と、要所の金を併用する
- 注意
- 色を増やせば豊かになるわけではない。版の順序と見当が仕上がりを決める。
- 関連研究
- 版数と見当合わせの工程 / 石版から金属版への移行 / 月份牌や商業ラベルへの波及