Platinum

プラチナ / 1997–2001 / スタイル / Apple UI

Apple が Mac OS 8 の既定の外観に与えた名で、外観を差し替える Appearance Manager と一緒に配られた。彩度を捨てた灰色だけで組み、押せる部品は面取りして浮かせ、押せない部品は平らにして地へ沈める。太い窓枠は、縁のどこを掴んでも窓が動く合図だった。

彩度を持たない灰色階調だけで組まれた窓と部品 / 有効な部品は面取りで浮き、無効な部品は平らになって地の灰色に沈む / 立体的に太い窓枠と、枠をほとんど持たないモーダル対話箱が同居する / タイトルバー右端の折りたたみ箱と、押しボタンのように立体化した二重三角のポップアップメニュー

Mac OS 8.1 のデスクトップと「このMacについて」 — Wikimedia Commons / CC0Mac OS 9.2.2 上のブラウザ Classilla 9.2 2010 — Wikimedia Commons / CC BY-SA 4.0Rhapsody Developer Release 2 のログイン画面 — Wikimedia Commons / CC0

辞書情報

向いている用途
1990年代後半のデスクトップ画面を、当時の部品寸法と余白のまま作り直すとき。業務ソフトの一覧画面で、色に頼らず面の高さだけで操作の可否を示したいとき
文字
本文も部品も同じ小さなサンセリフ一種で通す。文字の大小で階層を作らず、太字はタイトルと選択中の項目だけに絞る。
構成
窓と対話箱の余白をピクセル単位の規定値で刻み、部品を左端の縦線に揃えて一列に積む。窓は太い枠、モーダルの対話箱は枠なしで区別する。
素材
灰色を三段(明るい面、地、暗い縁)用意し、1pxの明線を左上、1pxの暗線を右下に置いて面取りを作る。無効状態はこの二本を消して地と同じ灰にする。
注意
自前で描いた部品を混ぜると、そこだけ外観の差し替えに追随せず、周りが新しい見た目になっても前世代のままで取り残される。
関連研究
Mac OS 8 Human Interface Guidelines のレイアウト章にあるピクセル単位の間隔表 / Appearance Manager が Copland から引き継いだテーマ切り替えの構想 / System 7 では対話箱が太枠・窓が細枠だったものが、Mac OS 8 で入れ替わった理由

関連項目

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