ピクチャーズ・ジェネレーション
Pictures Generation / late 1970s–1980s / スタイル / 戦後アメリカ美術
広告、映画、雑誌、テレビですでに見た像を、再撮影、演技、切り抜き、文字の上書きによってずらし、作者、欲望、ジェンダー、消費の仕組みを露出させた世代的な美術動向。新しい図像を発明するより、既存像の出所と見方を変える。
広告や映画に似た既視感のある写真を再撮影・再演する / 画面を大きく切り、原資料の周囲と説明を外す / 白黒または限定色の写真へ短い断定文を重ねる / シリーズ内で同じ人物、構図、商品像を反復し差を見せる

辞書情報
- 向いている用途
- 広告や映画が作る役割を、再演と短い文で批評する展示や誌面。同じ既存像を切り方、順序、文脈だけ変えて読み直すシリーズ
- 文字
- 短い代名詞と動詞を大きく置く場合も、引用元の写真と別の主張を作り、作品名や作家名を模倣しない。
- 構成
- 既視感のある像を大きく切り、余計な背景を外し、シリーズの反復で差が読める順序に並べる。
- 素材
- 自作、許諾、パブリックドメインの像を再撮影・再演し、網点、複写、限定色で媒体の層を可視化する。
- 注意
- 著名作品や広告を無断で再利用し、appropriationという語だけで権利処理を省略しない。批評の対象、変形の意味、利用許諾を説明できなければ自作で再演する。
- 関連研究
- Artists Space's 1977 Pictures exhibition / Cindy Sherman, Barbara Kruger and Sherrie Levine / appropriation, mass media and authorship
関連項目
- タブロー写真(Tableau Photography)共通する印象:反骨。ピクチャーズ・ジェネレーションとタブロー写真の違いを見る
- ポップアート(Pop Art)共通する印象:高揚。ピクチャーズ・ジェネレーションとポップアートの違いを見る
戦後アメリカ美術をさらに見る
同じ「戦後アメリカ美術」から、共通する印象が多い順に次の項目を選んだ。
- 抽象表現主義(Abstract Expressionism)共通する印象:高揚 / 反骨。
- コンセプチュアル・アート(Conceptual Art)共通する印象:反骨 / 信頼。
- アースワーク/ランドアート(Earthwork / Land Art)共通する印象:反骨 / 高揚。
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