Eastlake

イーストレイク様式 / 19th century– / スタイル / 家具とインテリア

19世紀のアメリカで、チャールズ・ロック・イーストレイクの家具図案に結びつけて呼ばれた装飾と建築の様式。家具の語彙が建物へそのまま移り、テーブルの脚に似た柱、湾曲したブラケット、旋盤挽きの丸棒、円い穿孔の玉飾りが外観に並ぶ。

テーブルの脚をそのまま太らせたような柱 / 軒や庇の下に湾曲したブラケットが等間隔で並ぶ / 旋盤で挽いた細い丸棒が、手すりやポーチの上部を埋める / 円い穴を穿った玉状の飾りが、部材の交点に付く

《イーストレイク様式の肘掛椅子》ミズーリ歴史博物館 — Wikimedia Commons / Public domain《ジェーン・ヒース邸ポーチの木工》バッファロー — Wikimedia Commons / CC BY-SA 4.0《ブラッドフォード邸》カリフォルニア州サンラファエル — Wikimedia Commons / CC BY-SA 3.0

辞書情報

向いている用途
住宅の外観と室内の什器を、家具の部品の語彙で揃えて組み立てるとき。19世紀アメリカの町並みを再現する舞台美術や背景を作るとき
文字
看板や表札の文字は、木部の飾りと同じ厚みで彫るか浮かせる。細い線の書体は飾りに負ける。
構成
大きな平面を残さず、柱と丸棒とブラケットで水平と垂直を刻む。部品の間隔は一定に揃える。
素材
旋盤挽きと糸鋸で作れる形に限る。丸棒、円い穿孔、湾曲した支持材の三つを組み合わせる。
注意
家具の部品を建物の寸法まで引き伸ばすと、手で握る大きさという根拠が消え、装飾が板に貼り付けた模型に見える。
関連研究
イーストレイクの家具図案が米国でどう読み替えられたか / 旋盤挽きの部材が量産され、家具から建物へ回った経路 / ゲッティが Eastlake を北米の近代装飾芸術の様式に置いている位置

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