ダゲレオタイプ

Daguerreotype / 1839–1860s / 技法 / 写真技法

銀板に直接像を定着させる最初の実用写真術。鏡のように反転する唯一無二の像、ベルベットケースの宝飾的な佇まいが、「像を所有する」経験の原点になった。

Daguerreotype — ダゲレオタイプ肖像(CC0)
ダゲレオタイプ肖像(CC0) · CC0
Daguerreotype — ケース入りダゲレオタイプ 1840年代 — Wikimedia Commons / Public domain
ケース入りダゲレオタイプ 1840年代 — Wikimedia Commons / Public domain
Daguerreotype — ルイ・ダゲール《タンプル大通り》ダゲレオタイプ 1838 — Wikimedia Commons / Public domain
ルイ・ダゲール《タンプル大通り》ダゲレオタイプ 1838 — Wikimedia Commons / Public domain

ひと目で判断

見た目の特徴

  • 鏡面の銀板
  • 左右反転の唯一像
  • ケース入りの宝飾性
  • 痛いほどの細部

向いている用途

  • 一点物として贈る肖像や、記念の像を物として残すとき
  • 写真史の展示で、像を所有するという感覚を体験させるとき

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辞書情報

文字
銘は台紙の裏か縁に小さく刻み、像の面には何も置かない
構成
胸像を中央に据え、長い露光に耐える姿勢で固定する
素材
銀鏡面の反射を前提に、角度で像が現れる据え方にする
注意
見た目だけを画像加工で真似ると、角度によって像が反転する銀板の物としての性質が消え、古びた写真の擬態に終わる。
関連研究
ダゲールの発表 1839 / 日本への伝来(島津斉彬像) / 現代のダゲレオタイプ作家

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