実験映画

カメラを通さず、フィルムや電子信号そのものに直接手を入れる方法が並ぶ。音楽との対応関係を画面の上で作ろうとした試みでもある。

辞書情報

  1. ヴィジュアル・ミュージック 1920s– / スタイル

    音楽の構造を抽象的な形・色・運動へ翻訳する映像芸術。色オルガンから抽象アニメーション、今日のオーディオビジュアルまで、「目で聴く」系譜を形づくる。

  2. ダイレクト・アニメーション 1935– / 技法

    カメラを使わず、フィルムの表面へ直接描く・削る・貼ることで映像をつくる技法。素材としてのフィルムそのものが筆致とリズムになる。

  3. ビデオ・シンセシス 1969– / 技法

    映像信号そのものを楽器のように生成・変調する実践。ナムジュン・パイクと阿部修也のシンセサイザーがテレビを受像機から素材へ変え、ビデオアートの技術的基盤を開いた。

  4. ゲリラ・テレビジョン late 1960s–1980s / スタイル

    携帯ビデオを手にした小規模な集団が、放送局の権威と一方向性へ対抗し、デモ、共同体、制度の内部を即時に記録・編集・上映したメディア運動。低解像度、現場の揺れ、フィードバック、手書きタイトル、複数視点を、代替ネットワークの言語にした。

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