Surf Club
サーフ・クラブ / 2006–2012 / スタイル / デジタル芸術
共同ブログそのものを作品の場にした運動。2006年に始まった Nasty Nets が surf club という呼び名を広め、他の集団も同じ言い方を使うようになった。リンク共有の習慣から出てきたので、拾った画像や検索結果の画面写真が、既定の体裁のまま時系列に積み上がる。
既定のブログの体裁のまま。装飾も設計もせず、投稿が時系列に縦へ積まれる / 検索結果の画面写真、標的広告、既定のグラデーションがそのまま貼られる / 他人の投稿に別の投稿で応答し、同じ画像が加工されて何度も現れる / 素人が作った素材が、作品と区別されずに同じ列へ並ぶ
辞書情報
- 向いている用途
- 2000年代後半のウェブの手触りを、加工しないまま集めた画像の並びとして見せたいとき。共同で作る場そのものを作品にする企画で、体裁を整えない方針を通したいとき
- 文字
- 書体を選ばない。既定のまま使うこと自体が意味を持つので、置き換えた時点で別物になる。
- 構成
- 時系列の縦一列。編集も選別もせず、投稿された順に積む。
- 素材
- 拾った素材をそのまま置く。圧縮の跡、粗い解像度、既定のグラデーションを消さない。
- 注意
- 拾った素材を整えて綺麗に並べ直すと、この様式の中身である「拾ったままの状態」が消えて、ただのコラージュになる。
- 関連研究
- Rhizome の Net Art Anthology にある Nasty Nets の再構成アーカイブ / Paul Slocum がまとめた Catalog of Internet Artist Clubs / リンク共有の場から共同ブログへ移った経緯と、そこに集まった作り手の顔ぶれ
関連項目
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- [サーフ・クラブ(Surf Club) — デザインスタイル辞典](https://indexstyle.org/ja/styles/surf-club)
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