ポップ
大量生産品の図像と原色を恥じずに前へ出す態度でつながっている。美術、家具、キャラクター、内装と媒体はばらばらでも軽さは同じ。
辞書情報
- ポップアート 1950s–1960s / スタイル
広告や漫画の語彙を拡大し、大衆性そのものを強い絵にする。
- メンフィス 1980s / スタイル
機能一辺倒を笑い飛ばし、形と色の不協和を楽しむ。
- キッドコア 1990s nostalgia / スタイル
玩具・シール・学校用品の記憶を、無条件に明るい色で呼び戻す。
- カワイイ 1970s– / 世界観
丸い輪郭、大きな目、パステルと「ゆるさ」で守りたさを誘発する日本発の美学。少女文化の文字とファンシーグッズから出発し、公共サインから企業キャラまで社会全体の表面を柔らかくした。
- ティキ・スタイル 1934–1960s / revival / 世界観
米国のバーとレストランが空想したポリネシア。彫像・竹・トーチ・マイタイのグラスが戦後の逃避願望を様式化した。太平洋諸文化の借用の歴史を含めて読むべき、幻想の南洋。
- シカゴ・イマジスツ mid-1960s–1980s / スタイル
シカゴで、コミック、広告、民芸、フリークショー、装飾を、硬い輪郭、酸性の色、歪んだ身体へ凝縮した具象絵画の一群。ニューヨークの量産的なPop Artより、個人的で手描きの濃い図像世界を作る。
- フィギュラシオン・リーブル 1980s / スタイル
1980年代フランスで、コミック、ロック、テレビ、広告、落書きの図像を、速い輪郭と高彩度の平面へ解放した具象絵画。理論的な純粋性を避け、人物、文字、物語をキャンバス、壁、ポスターへ横断させた。