日本のストリート
日本の街頭で、着る人の共同体から名前と輪郭を得た装いが並ぶ。雑誌やブランドは発生源ではなく、後からその姿を記録し広げた。
辞書情報
- 森ガール/森系 2007– / スタイル
都市の生活者が「森にいそうな女の子」を想像して作った日本のストリートファッション。身体の線を強く出さない服を何層も重ね、生成り、土、苔の色と天然素材、古物の小物で、急がない生活の物語まで装いへ含める。
- グロカワ 2000s– / スタイル
kawaiiの丸い形、パステル、キャラクターへ、傷、眼球、骨、血、怪物など不穏な記号を組み合わせる日本発の“グロテスクで可愛い”表現。可愛さを壊すのではなく、二つを同じ輪郭と商品表面に共存させる。
- 病みかわいい mid-2010s– / スタイル
kawaiiのパステル、丸文字、キャラクターへ、包帯、注射器、薬、涙、痛みを示す語を組み合わせ、言いにくい精神的苦痛を可視化した日本のファッション・イラスト表現。可愛さは病を軽くする装飾ではなく、発話の入口として働く。